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- ドクターズインタビュー
大阪市鶴見区にある「磯川医院」は、60年以上にわたってこの地域のお子様の健康を支えてきました。
親御さんへの親身なサポートや子どもの目線にたった診療で
多くの方から厚い信頼を寄せられている院長に、お話を伺いました。
先生が医師を目指された
きっかけを教えてください
父は内科医として「磯川医院」を開業していました。ここは私の生家でもあるわけですが、父が医者だったから私も…というわけではなく、“人を相手にして新しいことにチャレンジできるような仕事”がしたかったんです。ですから、研究ができる職業に関心がありました。高校卒業後は医学部に進学しました。学部生の頃は神経内科に興味があったのですが、付属病院で様々な診療科に実習で回った時、小児科での経験が私の医師としての道を決めるきっかけになりました。
小児科医になった
決め手とは?
子どもたちが成長し、発達するということに魅力を感じました。実は、最初は「子供が大好き」というわけではなかったのですが、子供の成長や発達をサポートできることに喜びを感じたこともあり、やりたいと願うようになりました。医師として患者さんを診るようになってからも、お母さんに連れられて泣きながら来た子が、次に来た時にはちゃんと挨拶して診察室に入ってきてくれたり、久しぶりに来院した子が前回来た時よりもはるかに成長している姿を見ると、つい感激してしまうほどです。
治療方針をお聞かせください
私は、お子様のことを第一に考えて治療することを何よりも大切にしています。小児科の専門医として、地域のお子様の健やかな成長をサポートするとともに、病気のことだけでなく子育てのお悩みに応えていくことで、お子様の治療だけでなくプラスアルファのサポートを行うようにしています。
医者は患者様の健康の
コンサルタント
生活に関わるところを
しっかりサポート
先生がアレルギー治療に
力を入れている理由を
教えてください
実は、お子様が小児科と接点を持つきっかけになるのは予防接種であることが多いんです。その中で、全身の健康チェックや発疹の有無などを確かめたり検査することで発覚することが多いのですが、アレルギーの初期症状は湿疹からであることが多いので、早く見つけて対処できれば本格的な発症を抑えられる可能性が高まります。万が一発症したとしても、軽度な状態を保つことも期待できます。
先生が診療時にこだわって
いることを教えてください
まず、はっきりした根拠があることをお伝えしたり治療を行うようにしています。そして、患者様のメリットがあることを最優先に考えています。アレルギーの症状は、すぐに命に関わらないこともあります。ですが、生活に直結してくるところはとても多いので、しっかりサポートしていくことが必要であると考えています。「困っていることは何か」問題点を聞いた上で、「今どうしているか」を確認して、患者様それぞれのコンサルタントとして最適な提案をしていきたいと考えています。
先生が診療時に心がけている
ことはなんですか?
来院されるお子様は、病院にくることが楽しみだと感じていることはほとんどないでしょう。そのため、恐怖心を抱かせないことや丁寧な声かけ、顔を見てコミュニケーションを取るなど工夫をするようにしています。お子さんが嫌々きて、そのまま帰ってしまうことがないようにすることで、病院への抵抗感やマイナスイメージを少しでもなくせるようにしたいと思っています。
情報は玉石混合
しっかりと
整理しておきましょう
患者様にお願いしたことは
ありますか?
最近は、インターネットが発達していることから様々な情報が手に入ります。専門的な情報が手に入ることがあったりすることもあり、親御さんが正しい判断を行うことが難しくなっているのではないかと感じます。最終的には、お子様の症状を改善したいのに、その糸口が見えず困ってしまうこともあるでしょう。いろいろな情報に混乱する気持ちはわかりますが、手に入れた情報を持って当院までお越しいただければ、その情報と医学的な知見や最新情報と重ね合わせることで情報を整理し、「何が正しいのか」を判断していきましょう。
最後に、受診を検討して
おられる方へメッセージを
お願いします。
アレルギー治療は、お子様の病態に合わせた適切な治療を受けられているかどうかが重要です。良かれと思ってやったことが逆効果になってしまったり、思いがけないことが効果的だったりしますが、それも「やってみたらたまたまよかった」は危険すぎます。「安心」と「安全」、「不安」と「危険」は別物であることをしっかりと理解し、お子様に最適なものを探していくことで、末長い健康をサポートしましょう。また、通院時に出てくるわからないことや「もやもや」は絶対そのままにしないようにしましょう。親御さんと医院がタッグを組んでお子様の治療に臨むことで、将来を支えていけたらと考えています。まずはお気軽にご相談いただければと思います。みなさまのお越しをお待ちしております。