ATOPIC DERMATITIS
INTERVIEW

一度治ったら終わりではない
良い状態をキープさせることが重要

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根気よく付き合うものです

先生が心がけている治療について教えてください

先生が心がけている
治療について教えてください

アトピー性皮膚炎は、ダニやホコリ、花粉などが原因となって体のあらゆる部分で強い痒みなどが生じるものです。スキンケアや保湿などを行い、抗アレルギー剤の内服や軟膏、クリームを使うことが基本的です。
当院では、皮膚の状態を常に把握した上で最適なものを使用できるようにご提案しています。また、塗り方や薬の量、期間などの説明は丁寧にするようにしており、よくある「どれだけ塗ったらいいのかわからない」という疑問にもお答えしています。

アレルギー性皮膚炎を良くするためのコツは?

アレルギー性皮膚炎を
良くするためのコツは?

アレルギー性皮膚炎の治療には、基本となるガイドラインは存在します。ですが、あくまでも継続した治療が重要であるため、患者様や親御さんや続けられるようなサポートを心がけています。
また、段階を踏んでゆっくりと治していくことが重要なので、早め早めに予防する意識を持っていただけるようにすることが大切ですね。

患者様や親御さんに気をつけてほしいことはありますか?

患者様や親御さんに気をつけてほしいことはありますか?

多くの患者様は、湿疹が良くなるとすぐに薬をやめてしまう人が多いように感じます。これまでにケアをしてこなかった方が薬を塗ると劇的に良くなるのは当然なのですが、その効きが良すぎることで「強い薬だから怖い」と言ってやめてしまう人もいます。
湿疹を抑制して良い状態を保つためには、薬を使い続けることが何よりも大切。皮膚表面はちゃんと戻るのに最低でも1ヶ月はかかりますから、一度やめてしまって元通りになると、そこから良い状態に戻るのに、また1ヶ月はかかってしまうのです。
予防治療を意識して、継続したお薬の塗布や保湿を心がけていただきたいですね。